かなしい

2003年7月7日
今日の「世界遺産」はただかなしく、いきどおろしい内容だったなあ・・・。

今回はアフガニスタンのバーミヤン遺跡だったんだけど、ため息も出ないくらいのありさまで。もう誰が悪いのかとか、考える気にもならないほど破壊と略奪に荒らされてた。
壊すのは一瞬なんだよねえ。いままでどれほどたくさんの思いや手間をかけて残してきたものなのか考えたら、とてもあんなことできない。
仏像を破壊するのに、自分らの神の名を持ち出すなんて、冒涜もいいとこだと思うんだが・・・。誰に対するデモンストレーションだか知らないが、ことを起こすなら全部自分の責任においてやれよと言いたい。何かの言い訳に神の名を使うなと。
全知全能の神がいるなら、あの仏像ですら間接的には神の造形物のひとつと言うべきなんじゃないの?
仏像は、自ら崩れ去ることで人間の愚かさを教えようとした、って番組のエンディングでも言ってたけど、それが事実であってもあまりにかなしい。

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